職場の人間関係が築き難い

工場の中には24時間フル稼働で作業を行う所も少なくありません。こうした24時間稼働の工場では従業員は昼と夜のシフト勤務が基本となります。これによって起こるデメリットの一つが人間関係の築き難さです。正社員も含めて従業員全員が対象となるので勤務の度に働くメンバーが入れ替わることはあります。それまで頻繁にシフトが被ることが多かった同僚と仲良くなれたのに翌月以降は時間がズレて一緒に働けなくなるというケースも多いのが実情です。シフト勤務であっても時間を掛ければ人間関係を築くことはできますが、固定勤務に比べて時間が掛かるのは否めません。個人主義で職場の人間関係に興味がないという人は問題ありませんが、仕事を通して仲間を増やしたい人にはデメリットです。

生活サイクルが不規則になる

昼と夜のシフト勤務における大きな問題点が生活サイクルの乱れです。勤務時間が変われば1日の過ごし方も変わります。日中勤務の時は通常通り夜に就寝できますが、夜勤の明け方に帰宅をして昼の時間帯に寝なくてはいけません。工場によっては従業員一人ひとりの希望を取り入れた上でシフトを組んでくれる所もあります。とはいえ、必ずしも希望が全て通るとは限らないので夜勤を数日行った後、日勤が続くといった変則勤務になるケースも珍しくありません。夜に寝る習慣がついていると真逆の日中に体を休めるのは難しく、浅い眠りで睡眠不足になることもあります。体内時計の乱れは体調不良の原因となるので自分なりの生活サイクルを作るようにしなくてはいけません。

日総工産の転職は、工場内のライン作業などの経験が豊富な人や、現場監督など責任者を務めた人が重宝される傾向が見られます。